教育センターの今

所報ふくしま「窓」を掲載しました

2025年3月7日 16時34分

所報ふくしま「窓」188号を掲載しました。

これまでの所報ふくしま「窓」については、以下のリンクより御覧ください。

所報ふくしま「窓」専用ページ

令和7年度 5年経験者研修・中堅教諭等資質向上研修の手引き、様式等を掲載しました

2025年2月19日 12時00分

掲載した校種等は次のとおりです。

令和7年度 5年経験者研修
 小・中学校教諭
 高等学校教諭
 養護教諭
 学校栄養職員

令和7年度 中堅教諭等資質向上研修
 幼稚園・認定こども園教諭
 小・中学校教諭
 高等学校教諭
 養護教諭

詳細は次のリンクよりご確認ください。

 5年経験者研修  中堅教諭等資質向上研修

「学びの変革」ガイドを掲載しました

2025年1月28日 15時45分

「学びの変革」推進の在り方について提案しています。

ぜひ、ご活用ください。

詳細は、以下のリンクよりご覧ください。

「学びの変革」ガイド.pdf

「学びの変革の実現」に向けた所内学習会を行いました

2025年1月22日 10時53分

 1月21日(火)に所内学習会を行いました。

 「学びの変革の実現」に向けて、児童生徒の学びを促進させるためには、親和的な集団であることが欠かせません。そこで、今回の学習会では、「親和的な集団をつくるために大切にしている(きた)ことは?」を問いとして設定し、グループで協議を行いました。協議においては、「児童生徒に考えや気持ちを教えてもらうスタンスで教師が接するようにする」「児童生徒の話を途中で遮らず、最後まで聴く」「何でも言い合えるような風土を大切にする」などといった多様な意見が出されました。

 今後も、教育センターにおいてよりよい研修が提供できるように、所内学習会を重ねながら研鑽を積んでいきます。

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【専門研修】「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間の授業づくり講座」を実施しました

2024年12月4日 08時57分

11月25日(月)に、専門研修「児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間の授業づくり講座」が実施されました。
午前中は、小学校、中学校及び高等学校の先生方が情報を共有し合い、各学校課題の改善策を検討しました。午後は、福島大学の宗形潤子先生を招いて演習などを行いました。宗形先生の講話を基に、研修者の皆さんが話合い、さらに改善策をブラッシュアップすることができました。
各校種、各学校において、探究の風が吹き始めています。来年度も本講座を開催予定ですので、ぜひ教育センターで学びませんか?

    

(研修者の声)

〇午前と午後を通して、グループで考える活動では様々な校種や地域の先生方と時間を共有でき、自分自身の困り感についても照らし合わせながら考えることができた。今回学んだことを踏まえ、今年度を振り返りながら次年度以降につなげていきたいと思う。「自走」や「自分事」など日頃考えていることについて、様々な視点や経験の話を聞くことができてよかった。これからも自分だけでなく、周りの方々と話しながら進めていきたい。

〇グループで「探究とは?」というテーマを設定して、各校の総探の状況について共有した中で、「教員間の情報共有」等、学校としての総探の体制構築の重要性について学ぶことができた。担当者・学年に任せきりという状況に陥らず、学校として探究にどう取り組むか、研修の機会や話し合う機会を持ちたいと思った。

〇宗形先生の講義を受けて、自分たちが総合を自走させていくためにはどのようなことをしていけばよいか、具体的なところを出し合った。また、「8つのコツ」をもとに、今年度や来年度自校でできそうなところややってみたい夢などを出し合うことができた。個人的には、教師がブレブレだと子どもも何をやっていいか分からないところがあると思うので、改めて自分はどんな資質・能力を育てたくて総合学習を行っているのかを今一度考えたい。

【専門研修】「学校が変わる!解決志向で取り組む学校教育相談実践講座」が実施されました

2024年11月15日 09時23分

   11月11日(月)「学校が変わる!解決志向で取り組む学校教育相談実践講座」を開催しました。県内各地から、24名(小学校5名、中学校7名、高等学校11名、特別支援学校1名)の先生方が受講されました。先生方はまず、「解決志向アプローチ」という「解決」に焦点をあてた心理アプローチについて学びました。その後は、解決志向アプローチを基にした相談面接とチーム会議について、演習を通して実践的に学びました。「解決志向アプローチ」を軸とした一日の研修を通して、これまでの児童・生徒への関わりや指導・支援について振り返る先生方の様子が見られました。

   〔研修スライドより〕

 〈研修者の声〉

・枠に収まらない子どもたちについて、ついつい注意していたことが、いかに多かったか気付けました。リソース探しは大切だとは頭では分かっていたけれど、十分ではなかったと改めて感じました。リソース探しからスタートすることで、重くなりがちな教育相談が明るく前向きな取り組みにすることができることを、たくさんのワークを通して実感できました。

・演習をしてみて、やはり私たちは生徒への期待が大きく、目標設定を高めにしてしまうのだと実感しました。実際に質問を受けた後で目標を設定し直すのもとてもいい方法だと思いました。ブレーンストーミングで出るたくさんの意見は具体的ですぐできそうな小さな実践案が多く、リソースを活用してのスモールステップを見つけることができるのがとても有効なチーム会議だと学びました。

・具体的な会議の持ち方の例を実際に見せていただき、よく分かりました。なんだか、会議を変えて、学校を変えていけるような気がしました。職場での小さな変化を積み上げていこうと思います。ありがとうございました。

 

【専門研修】授業力向上のためのICT活用実践講座(義務系)

2024年11月12日 11時23分

11月5日(火)に、教育センターにおいて「授業力向上のためのICT活用実践講座(義務系)」が開催され、県内各地から32名の先生方が受講されました。
 「ICT機器の取扱い」や「授業における効果的な活用方法」についてでは、Googleアプリを使い,クラウド環境を校務や授業にいかしていくために,URLの共有を中心に演習を行いました。また、授業づくりに生かせる効果的なICT活用についての「ワークショップ」では,研修内容をもとに,授業でどのように活用することができそうか意見交換を行いました。授業での活用について具体的に考え,意見交換することを通して,ICTの効果的な活用場面や留意点を共有することができました。

  

 (研修者の声)

・従来の授業では全て教師主導であったが、これからは、「課題を提示(教師)→子どもが自分で学習スタイルを選択して進める(個人・協働)」というスタイルになるので、これを実際の授業に生かしていきたい。個人→協働→個人 という学習スタイルもあり、他の児童のやっていることを参照して、聞きに行ってもよい。ただ、これを実践するためには、教職員の研修と働き方改革が重要であることも分かった。当学校のDX化を進めるために、本研修で学んだことを生かしたい。

・働き方改革、先生の仕事をどのように改善していくか、そこにICTが大きく貢献すると以前から考えています。今回の講座は、まさにそのポイントを踏まえていると思います。今回の講座だけでなく、ICTの可能性を今後も学んでいきたいです。

・まずは、授業改善やよりよい学習指導の実現に向けて、自校の実態に合わせて実践できるようにしたい。研修主任として、本校の先生方に伝達し、学校全体で活用していけるとよいと感じた。校務運営についても、効率化を図るために役立つ方法を知ることができたので、活用していきたい。アイデア次第では、まだまだ活用を図れると思うので、自分で活用方法を探っていくとともに、校内全体でも情報の共有を図っていきたい。

【専門研修】「児童・生徒が音楽を好きになる!歌唱指導法講座」を実施しました

2024年11月11日 13時10分

11月7日(木)に「児童・生徒が音楽を好きになる!歌唱指導法講座」を開催し、県内各地から19名(小学校9名、中学校7名、高等学校2名、特別支援1名)の先生方に受講いただきました。

昨年度に引き続き合唱指導者の田中安茂先生にご指導いただきました。今回も様々な演習を通して、歌唱や合唱を指導する上で重要なポイントを、論理的な面と心理的な面から丁寧にご指導いただきました。研修者が指揮者となり、田中先生から直接ご指導いただく場面も多く、非常に多くのことを学んだ研修となりました。

     

〈研修者の声〉
・生徒の意欲を高めるためのヒントを、様々な視点から学ぶことができました。目の前の生徒の状態を見て(聴いて)、音楽的な面と心(精神的な)の面から、どのような指導が有効か具体的な対応策を実践を通して学べました。
・歌が苦手なので思い切ってこの講座に参加しました。講義を通して、今まで出したことがない自分の声に驚くとともに、音楽の奥深さに触れられたことや歌う前に音楽は人と人をつなげるものなんだな、と自分と音楽の関わりについて考えることもできました。荒れ気味の我がクラス(小4)でも大人がつい夢中になった様々な声の出し方やリズム遊びに触れ、いつのまにか豊かな人間関係を築けていたぞ、が理想・目標になりました。
・「音楽の授業は安心感の上に成り立っている」ということを教えていただき、学級経営に合唱を位置付けていけるような教師になりたいと思った。今回の講義・演習は教師人生のターニングポイントになるような感動するものだった。

【専門研修】児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間授業づくり講座について

2024年11月6日 15時45分

 

以下の専門研修について、内容の一部を変更しました。

【小・中・高等学校総合的な学習・探究の時間講座】

 ◆児童・生徒が自己の生き方を考えていく総合的な学習・探究の時間授業づくり講座

詳細は、研修講座要項ページ(講座番号 B37 )を確認してください。

【専門研修】 スマホ時代のいじめの理解と対応講座が実施されました

2024年10月29日 08時47分

  10月17日(木)「スマホ時代のいじめの理解と対応講座」を開催しました。県内各地から、39名(小学校8名、中学校8名、高等学校23名)の先生方が受講されました。午前の講義・演習「いじめ対策推進法といじめの現状理解」では、法や法に基づいたいじめへの組織的対応の在り方、いじめの現状等について理解を深めました。午後は宮本国際法律事務所の弁護士 真下麻里子様にご講義いただきました。法の観点から「先生方は自分を尊重してよい」「抱えるボールを小さくするのが専門家」といったお話は研修者に強く印象に残った様子でした。また、いじめの予防授業、いじめが起きた後の聴き取り等、具体的にご教授いただきました。最後には研修者からの質問に真下先生が丁寧に回答される場面もありました。一日を通して、これまでのいじめにおける児童・生徒への指導・支援について振り返る先生方の様子が見られました。

 

〈研修者の声〉

・最新のいじめの事例について、いじめの理解、法の理解の視点から説明していただいたのが大変 よかった。文科省の研修動画は、小学生もスマホを持つ現代において今後このような事案が増えるのだろうという危機感を感じることができた。受容傾聴のロールプレイを行ったときは、今まで自分が児童にしてきたことを反省させられた。

・他者を尊重する上では自分を尊重することが重要となることを学んだ。また、教育のプロとして職責を明らかとすることが必要であり、その上でリスク管理を行いながら子供一人ひとりの安全を守っていくことの重要性について改めて考える機会となった。

・法律は「すべての個人を尊重すること」であり、「自分を尊重し、相手を尊重する視点」をもった教育が、生徒指導やいじめを予防する視点につながっているということが研修における一番の学びであった。